芹澤 信幸(せりざわ のぶゆき)
慶應義塾大学/理工学部/応用化学科
総合デザイン工学専攻/マテリアルデザイン科学専修
電気化学研究室・准教授・博士(工学)
居室:23 棟 312B 号室
電話:045-566-1571(内線:42431)
E-mail : serizawa@applc.keio.ac.jp
研究の概要
電気エネルギーの高効率な変換・貯蔵(蓄電池や電解プロセス)の実現を目指して、イオン液体や溶融塩などを中心とした非水電解液系における電気化学をテーマとした研究を行っています.特に電極と電解液との界面に着目してリチウム二次電池や電析(めっき)の“その場”反応解析を目指しています。- 最近のトピックス
- イオン液体(室温溶融塩)中における金属電析・めっき
- 高温溶融塩中におけるアンモニア電解合成
- 水晶振動子電極(EQCM)法
- リチウム二次電池負極材料
- 現在参画している主な研究プロジェクト
- 科研費学術変革領域B「活イオン液体の科学」(2023.4〜)
- 終了した主な研究プロジェクト
- 科学技術振興機構 戦略的低炭素化技術開発・蓄電デバイス(2011.4〜2013.6)
- 経済産業省 再生可能エネルギー貯蔵・輸送等技術開発・エネルギーキャリアシステム研究(2013.11〜2014.3)
- 科学技術振興機構先端的低炭素化技術開発(JST-ALCA)・特別重点技術領域・その他電池(中長期型)チーム(2013.7〜2023.3)
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構・水素利用等先導研究開発事業・エネルギーキャリアシステム調査・研究(2014.4〜2018.3)
- 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)・「核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」・分離回収技術開発プロジェクト(2017.4〜)
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構・カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発・カーボンリサイクル技術の共通基盤技術開発(2020.9〜2022.2)
担当科目
- 学部科目
- 電気化学(3年生・春学期)
- 理工学基礎実験(2年生・春学期)
- 応用化学実験C(3年生・秋学期)
略歴
学 歴 | |
2007年3月 | 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 卒業 |
2009年3月 | 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 修士課程 修了 |
2015年3月 | 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 後期博士課程 修了 |
職 歴 | |
2009年4月 | 財団法人(現 一般財団法人)電力中央研究所 材料科学研究所 研究員 |
2013年8月 | 一般財団法人電力中央研究所 材料科学研究所 主任研究員 |
2017年4月 | 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 助教 |
2020年4月 | 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 専任講師 |
2024年4月 | 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 准教授 |
学会活動
- 電気化学会 会員
- 電気化学会関東支部 幹事
- 電気化学会普及委員会 委員
- 電気化学会溶融塩委員会 事務局長(2021-2023年度)
- 日本分析化学会 会員
- 表面技術協会 会員